フィンランドについて
フィンランドは2035年までにカーボンニュートラルを目指す北欧の福祉国家です。世界で一番幸せな国とも言われています。また、国土の約75%が森林で覆われ、世界最大の群島エリアとヨーロッパ最大の湖沼地帯、そして野生のままの大自然が残るラップランドがあります。フィンランドの首都であるヘルシンキは、デザインと建築の都市。紛失した財布の12個中の11個が持ち主の元に戻ってくるほど、フィンランドは安全な国でもあります。
フィンランドについて知っておくべきこととは?
クレジット: Eeva Mäkinen
フィンランドは2035年までにカーボンニュートラルを目指す北欧の福祉国家です。世界で一番幸せな国とも言われています。また、国土の約75%が森林で覆われ、世界最大の群島エリアとヨーロッパ最大の湖沼地帯、そして野生のままの大自然が残るラップランドがあります。フィンランドの首都であるヘルシンキは、デザインと建築の都市。紛失した財布の12個中の11個が持ち主の元に戻ってくるほど、フィンランドは安全な国でもあります。
フィンランドに最初に人間が上陸したのは1万年以上前であると言われています。その何百年も後に、現代のフィンランドを含む地域が、今日のスウェーデン人やロシア人の先祖に征服されました。1809年フィンランドはロシア帝国の自治領となったのち、1917年に完全に独立したのです。フィンランドはまた、1906年にヨーロッパで最初に女性の投票権を認めた国でもあります。第二次世界大戦中もフィンランドは独立を維持し、それ以来、地政学的に中立的な立場を取ってきました。現在、フィンランドはヨーロッパ連合(EU)に加盟しています。フィンランドの歴史を詳しく学ぶには、ヘルシンキのフィンランド国立博物館を見学してください。
フィンランドの人々は、一般的に世間話をあまりしません。会話の途中で沈黙が続いても、気まずいとは考えません。また、フィンランドの人々は正直に物を言う傾向があります。「近いうちにみんなでランチしよう」と誰かが声をかけようものなら、必ずチャットやメールが来たり、電話がかかってきたりします。実は、フィンランドの人々は控えめで少し自虐的なユーモア感覚を持っていることでも知られています。
フィンランドの人々にまつわる真実(や誤解)を詳しく知るには、こちらをお読みください。
長くて寒くて暗いフィンランドの冬は、スキーやスケートのような冬のアクティビティが盛んになります。また、ラップランドではオーロラの観測も。また、クリスマスイブのパーティー、ボブスレー競技、バン(丸パン)の祭など、フィンランドの伝統を祝い楽しむ季節でもあります。冬が長いために、フィンランドの人々は夏の白夜を一瞬一瞬を噛みしめながら過ごします。サウナはフィンランド文化に重要な意味を持っており、フィンランド人の日常になっています。フィンランドの行事や伝統の詳細については、こちらをお読みください。
日常生活のあらゆる側面に、調和とデザインを取り入れるのがフィンランド式。それゆえ、フィンランドという国がより特別な魅力を放っています。Marimekko、Iittala、Artek のようなアイコニックなブランドの拠点として、その魅力的な建築物とデザインを一目見ようと、多くの人々がフィンランドにやって来るのも納得です。フィンランドの至るところに、木造の教会から現代的な傑作の建築物まで、多様な様式の興味深い建築があります。フィンランドの建築家たちは、絶え間なく変化する太陽光と驚くほど美しい自然との間の相互作用を際立たせることを好みます。
フィンランドは世界で一番幸せな国として知られています。しかし幸せとは何でしょうか。答えはシンプル。多くの人は、自分が満たされていると感じるその瞬間だと言っています。ここでは、フィンランドでの特別な瞬間をご紹介します。