ラハティ

氷河期に形成された壮大なアウトドアとスポーツと文化の楽園、ラハティ

ラハティはアウトドアやスポーツ愛好家の間ではかなり有名で、世界でもトップクラスのコンサートホールを誇っています。氷河期に形成された独特の景観が、ラハティ地方に唯一無二の魅力をもたらしています。

ラハティを訪れるべき最大の理由

好きなスポーツで身体を動かすラハティは 、スポーツ愛好家にとって年間を通じて理想的な滞在地です。トレイルランニング、サイクリング、クロスカントリースキー、オープンウォータースイミングなど、アウトドアのアクティビティに無限の可能性をもたらす自然の景観に恵まれています。さらに、ラハティのスポーツセンターでは、ヴィエルマキパユラハティにあるオリンピック・トレーニング施設とともに 、400種類以上のスポーツを楽しむことができます。経験豊富なアスリートも、新しいことに挑戦したいアスリートも、必要な施設、道具、指導サービスを利用して汗を流すことができます。インドアがお好きな方にも、アウトドアがお好きな方にも、Visit Lahtiが休暇をアクティブに楽しむヒントをご提供します。

スポーツの興奮を味わう - フィンランド人にとって、ラハティの街は、スキージャンプタワーの象徴的なシルエットで最も有名です。まさに街のランドマークであり、ラハティがウィンタースポーツと深く結びついている証でもあります。毎年2月頃、ラハティではフィンランド最大のクロスカントリースキーイベント、フィンランディア・ヒーヒトが開催されます。1920年代以降、ラハティは毎年3月頃に行われるラハティ・スキーゲームズの開催地です。この大会では、クロスカントリースキーとスキージャンプのワールドカップポイントを競います。毎年人々が足を運ぶのは、こうしたスポーツイベントの活気に満ちた雰囲気のおかげです。

クレジット : Julia Kivelä
クレジット: Visit Lahti

文化に陶酔する - シベリウス・ホールは、ガーディアン紙や ウォール・ストリート・ジャーナル紙が認める世界最高のコンサート会場のひとつです。湖畔のモダンなコンサートホールは主に木造で、フィンランドの美しい自然からインスピレーションを得たデザインが見所です。独特の環境と音楽イベント満載の日程は、訪れた人々の印象に残ること間違いありません。ラハティ視覚芸術美術館(Malva)は、最近ラハティのカルチャーシーンに登場した美術館です。視覚芸術の逸品が展示されているだけでなく、趣のある古い赤レンガ造りの醸造所(地ビール醸造所も完備)で、美味しい食事やコーヒーを楽しむこともできます。シベリウス・ホールもMalvaも、バスや鉄道の駅から徒歩圏内で、便利な場所にあります。ラハティの博物館やアトラクションの詳細については、 Visit Lahtiのウェブサイトをご覧ください。

クレジット: Julia Kivelä

ユネスコ世界ジオパークのサルパウッセルカを探索する - 氷河期の終わりに、厚さ3キロメートルの巨大な氷河が融解し始めました。押し寄せる水は、大量の砂と砂利を氷河の端へと押し流しました。氷河は前進と後退を繰り返しながら、砂で巨大な分水嶺を形作りました。今日、ラハティはこの500キロメートルに及ぶ分水嶺の上に位置し、地元ではサルパウッセルカと呼ばれています。2022年にはユネスコ世界ジオパークとして認定されました。 これこそ、ラハティ地方がアウトドアと自然を満喫できる特別な場所である理由です。分水嶺やエスカーは、ランナーやサイクリスト、ハイカーが憧れる天国です。サルパウッセルカ沿いには、数多くの湖や息をのむような絶景のほか、巨石、洞窟、渓谷など、地質学の驚異に満ちた林道があります。 サルパウッセルカは、地質学分野で広く知られたフィンランド有数の自然遺産です。 

Credits: Johannes Sipponen, Salpausselkä Geopark

ラハティについて知っておくべき便利な情報

ラハティはどこにありますか?

ラハティはフィンランドの南部にあります。首都ヘルシンキの北方、約100キロメートルに位置しています。ユヴァスキュラ、クオピオ、ミッケリを目指すなら、ラハティは途中下車に最適な場所です。タンペレからは車で2時間です。

ヘルシンキからラハティへはどうやって行けばいいですか?

ヘルシンキからラハティへの移動は、列車が最も早くて便利です。フィンランド鉄道(VR)が各都市間を頻繁に運行しています。所要時間は約1時間です。列車の旅は快適で、接続も良好です。事前予約をお勧めします。車やバスを利用する場合、ラハティはヘルシンキの北、高速道路E75で約1時間半かかります。

フィンランド国内の移動方法については、 海外からフィンランドへの旅とフィンランド国内の移動のページを参照してください。

ラハティで何をして過ごしたらいいですか?

お子様連れでラハティを旅行するなら、地元の人たちに倣ってラウネ・ファミリーパークを訪れてみてはいかがでしょうか。子どもたちに大人気の遊び場です。広々としていて、入場料は無料です。ラハティ・スポーツセンターは、プロのウィンタースポーツ選手だけでなく、街でも大人気のアトラクションのひとつです。スキージャンプをいつもとは違う角度で楽しむなら、チェアリフトに乗ってラハティ・スキージャンプタワーの頂上へ。雄大な景色を堪能しながら飛び下りるアスリートたちに対して、賞賛の念を新たにすることでしょう。夏には、着地点の端が屋外プールに変身します。この地域にはレストランがあり、自然遊歩道にもアクセスできます。ラハティのすぐ北にはパイヤンネ国立公園があります。フィンランドに40以上ある国立公園のひとつです。

フィンランド建築に興味があるなら、世界的に有名なアルヴァ・アアルト設計の十字架教会を訪れてみてください。1912年に完成したエリエル・サーリネン設計のラハティ市庁舎は、後期アール・ヌーヴォー様式建築の代表作です。どちらも中心部にあり、シベリウス・ホールへの散策がてら鑑賞することもできます。

ラハティやアシッカラ、ハルトラ、ヘイノラ、イッティ、パダショキ、シスマなど近隣の市町村には、かわいいブティックや職人の店、アンティークやビンテージの専門店があります。人通りの多い道を外れて、周辺エリアを探索してみましょう。

ラハティの移動手段にはどのようなものがありますか?

ラハティ鉄道駅からは、マルヴァ(1.2km)、スキージャンプ台(2.2km)、シベリウス・ホール(2.3km)など、中心部や観光スポットへ徒歩で行くことができます。公共交通機関が発達しているので、路線バスやタクシーも便利です。自転車に乗って移動するのもお勧めです。地元の人々も好んで乗っています。

ラハティで最も有名なのは?

ラハティはウィンタースポーツと一年中楽しめるアウトドアのアクティビティで知られています。ラハティ市は持続可能性を牽引するパイオニアです。例えば、都市として、世界で初めて住民の個人交通排出権取引を導入しました。氷河期に形成された自然環境は、それ自体が魅力を放っています。

ラハティの人口は?

ラハティには約12万人が住んでいます。

面白い事実!

ラハティは、持続可能性への取り組みで繰り返し評価されています。例えば、欧州委員会によって欧州グリーン首都に選出されています。

ラハティの必見スポット

下のマップには、ラハティで最も人気のある観光スポットと訪問場所のいくつかが示されています。

ラハティでのサステナブルなアクティビティ

以下にご紹介するのは、フィンランドのこの地域でのサステナブルなアクティビティ、スポット、体験のハイライトのいくつかです。

Lehmonkärki Resort
Asikkala

レフモンカルキリゾート、アシッカラ, Lehmonkärki Resort, Asikkala

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Visitlahti.fiは、ラハティに関する素晴らしい情報源です。おすすめ情報、地元のアドバイスその他の多くの情報が入手できます。

Credits: Julia Kivelä