フィンランドの自然

さあ、大自然を探検しよう。

クレジット: Juho Kuva

フィンランドでは、どこでも自然が徒歩圏内。

緑豊かな森林にエスケープしたい、北極圏の大自然を冒険したい、開放的な海岸でリラックスしたいなど、フィンランドには思い思いに探索できる自然空間が広がっています。さらに、他の国ではあまり見かけないような植物や動物との出会いも。特に、壮大なオーロラの下で見かけたら格別ですね。

国立公園

フィンランドには40以上の国立公園があり、全国に島、湖、森林、泥炭地、丘原が点在しています。そのうちの1つは、ヘルシンキ都心部や空港からわずか45分のところの近さにあります。どの国立公園もその地域ならではの環境を特色とし、多くの国立公園で急流、裂谷、エスカーのような地形が見られます。これらの公園では、ハイキング、登山、カヌー、スノーシューイングのようなアクティビティが楽しめるのも魅力です。  

実際、フィンランドの国立公園制度の目的の一つに、人々にリラックスした時間や自然に触れる機会を与えるというものがあります。フィンランドの自然享受権とは、人々が自然を尊重し、利用後はきれいに後片付けをする限り、どこでも自由に探索して良い権利を意味します。

フィンランドの国立公園にはすべて、指定のハイキングコース、自然遊歩道、案内掲示板、ピクニック場があり、キャンプファイヤー場も数多くあります。ほtんどの国立公園には、誰でも利用できるテント設営場、レンタルのバンガロー、ロックなしの小屋が用意されており、ガイド付きツアーや公園近辺での宿泊施設などのオプションサービスも提供されています。 

フィンランドのなんとも素晴らしい国立公園

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クレジット Harri Tarvainen

お気に入りの自然探索を見つけよう

40以上の国立公園や数百もの自然保護区から、あなたに合った目的地を見つけましょう。ここでご紹介するのは、大自然を探索する手軽な半日ツアーや数日間のハイキングなど、旅立ちに役立つアイデアです。

群島

フィンランドには世界最大の群島エリアがあり、沖合いに8万以上の島が存在します。これらの多くは、車、自転車、クルーズ船で簡単にアクセスできます。フィンランドの群島では、平穏と静寂の中で、どこまでも続く水平線を眺めながら、海に飛び込むアザラシ、春や秋に群れを成す渡り鳥など、多様な海の動植物を観察できます。森林に覆われた島の多くには自然遊歩道も用意されています。 

複数の島へは、本土からフェリー、橋、アイスロードを通じて簡単にアクセスでき、一部はヘルシンキを出たすぐ外側にあります。灯台の島々では、自然に触れるショートツアーに、美味しい食事、温かいサウナ、宿泊も組み合わせ可能。少し遠出をしてフィンランドとスウェーデンの間にあるオーランド諸島に足を伸ばせば、そこは島巡りやサイクリングの天国。自転車の利用はオーランドを探索するベストな移動手段です。 

クレジット: Emilia Hoisko

ヘルシンキの島々

地元の人々にも人気のヘルシンキの島々に、フィンランドの素晴らしい自然の風景を見に行きましょう。

おすすめのフィンランドの群島の島10選

世界最大の群島地域があるフィンランドへの旅を計画し、必見の10島に行きましょう。

フィンランドはヨーロッパ最大の湖水地域を持つ「1000の湖のある国」です。この地域は、森林・湖・島でできた青と緑の迷路のような場所であり、すべてが複雑に絡み合うようにして、秘密のラグーンや隠れ場所に続く道のりや隆起部になっています。  

フィンランドで湖が最も多く存在するのは湖水地方ですが、湖は全国の至る所にあります。湖が多い地形のために、釣り、パドルボード、アイススケートをはじめとする、水上のアクティビティが年中行われます。また、ピエリネン湖を見下ろすコリ山頂からの眺めなど、フィンランド屈指の印象深い情景も楽しめます。 

Credits: Mikko Nikkinen

フィンランドのユニークな湖5選

ラッパ湖、イナリ湖、トゥースラ湖、サークス湖(ヌルミヤルヴィ)、ユルマ・エルキュ湖の5つの湖は他とは...

湖水地方の湖めぐり

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野生動物

フィンランドの広大な深緑の森、バルト海の美しい島々、風が吹きすさぶ北極圏の丘、青い水をたたえた数多くの湖では、驚くべき野生動物たちが観察できます。フォンランドの自然は、クマ、オオカミ、オオヤマネコ、ワシ、ツル、ハクチョウ、そして世界でも珍しいアザラシを含めた、野生動物が生息する場となっています。 

ヨーロッパの他の地域ではあまり見かけない珍しい鳥を観察するために、バードウォッチャーがこぞってフィンランドにやって来るほど。多様なトレッキングが可能で、素晴らしい野生動物たちをカメラに収めるための設備が充実しているフィンランド。野生動物の撮影に熱心な写真家たちにとっても、魅力あふれた国なのです。 

フィンランドに40以上ある国立公園も、野生動物を観察する格好の場所となっており、1年中、無料で利用できます。ラップランドに向かっているあなた。ぜひトナカイを探してみて!トナカイは純粋な野生動物ではありませんが、草を食む群れに出くわしたら感動すること間違いなしです。   

クレジット: Daniel Eriksson

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ラップランドのオーロラ

オーロラ観測は、多くの人が ”死ぬまでに見たいものリスト” に入れているのでは? 

中には、オーロラの魅力に取りつかれて、夜空を照らす炎のような色は何度見ても見足りないという人もいます。誰にとっても、フィンランドのラップランドはまさに理想の場所です。 

ラップランドでは、1年に200日の確率でオーロラを見ることができます。スノーシュー、スキー、スノーモービル、犬ぞりでオーロラ観測に行く人も多いのですが、快適なガラス造りのイグルーやコテージからもオーロラやその他の自然現象を観測することができます。詳しく調べたい方はこちらへ。 

 

Credits: Konsta Punkka
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