フィンランドのユネスコ世界遺産

歴史的なスオメンリンナを散策した後は、北欧最大の木造都市ラウマ旧市街に向かいます。ラウマはヘルシンキからバスで簡単にアクセスできます。時刻表はMatkahuoltoウェブサイトのmatkahuolto.fiでご覧ください。

世界遺産クヴァルケン群島は、現在フィンランドとスウェーデンの2ヶ国で共有されています。ここは、氷河期以降の土地の隆起を体験・理解する上で、世界で最も適した場所です。アクセスは、ラウマからヴァーサ市まで移動します。最も早い移動手段は車です。Europcarなどのレンタカー会社がラウマ周辺をカバーしています。

ヴァーサからペタヤヴェシまで、列車で旅を続けます。時刻表は、VRのウェブサイトvr.fiでご覧いただけます。ペタヤヴェシでは、18世紀の北欧の丸太建築技術の典型であるペタヤヴェシ旧教会を訪れ、当時と現在のフィンランドの農村生活を体験してください

ユヴァスキュラにあるシュトルーヴェの測地弧は、ペタヤヴェシから電車やバスですぐのところにあります。この巨大な巻き尺は、19 世紀に地球の形と大きさを定めるために使用されました。フィンランドで最も有名な観測点のひとつは、ユヴァスキュラにあるオラヴィヴオリです。

次のユネスコ世界遺産登録地は、コウヴォラ地方のヴェルラという古い工場の村にあるヴェルラの板紙工場で、20世紀の製造業時代の日常的な仕事と生活を体験できる場所です。ユヴァスキュラからコウヴォラまで電車で行き、コウヴォラからヴェルラまで車で30分ほどかかります。夏期には、コウヴォラからヴェルラまでバスも出ています。

ヴェルラ観光後、コウヴォラ経由でヘルシンキに戻ります。最も簡単で、最も美しい景色を楽しめる方法は、列車を利用することです。フィンランド南部の野原や森、木造住宅を眺めながら、約2時間の旅を楽しむことができます。