ハミナ旧市街

世界に誇る要塞都市ハミナは、目の保養になり、想像力を掻き立ててくれます。南東フィンランド最古の町で、珍しい円形の都市計画に沿って建てられています。その中央には市庁舎があり、そこから旧市街のカラフルな住宅街や美術館、教会、ブティック、カフェなどの通りが交差しています。カフェ フヴィラで食事をし、歴史的な石畳の通りを散策してみましょう。しかし、堂々巡りになってしまうかもしれませんので、ご注意を！

多くのハミナの名所は、徒歩で巡ることができます。要塞の小道を歩いて、街を四方八方から守るために作られた 19 世紀初頭の要塞の壁跡を見学することができます。有名なハミナ防塁は現代風に改修され、現在では国際的なイベント会場として多くの人々を迎えています。

夏には毎年、国際軍事音楽祭 Hamina Tattoo （ハミナ・タトゥー）が開催され、世界中から集まった音楽家や音楽愛好家で賑わいます。ここには、世界一高いフィンランド国旗もあります。

小さな町なのに、ハミナには見どころが数多くあります。新古典主義様式で建てられた聖ペテロ・パウロ正教会など、美しい教会も必見です。ナポレオンの霊廟も設計した建築家ルイ・ヴィスコンティが設計したもので、ビザンティン建築の特徴を持ち、古典的なタマネギ型ドームを頂点としています。また、フィンランド最古のホテルの一つであるハミナ セルラフオネには、フィンランドの文化遺産の一つであるトーベ・ヤンソンによる壮大な壁画があり、芸術を愛する人々の目を楽しませてくれます。