モデルコース

大自然の驚異を体験する

ラップランド東部に広がる原野を通り抜け、風光明媚なフィンランド最南の丘原を目指します。サッラ(Salla)からシュオテ(Syöte)まで足を延ばし、4つの国立公園をはじめとする注目スポットを巡るモデルコース。サイクリングで自然を満喫したい方におすすめです。

クレジット: Harri Tarvainen, Salla National Park

大自然の驚異と国立公園

荒涼とした原野の中を進み、4つの代表的な国立公園、サッラ(Salla)、オウランカ(Oulanka)、リシトゥントゥリ(Riisitunturi)、シュオテ(Syöte)を散策します。道中では、家族経営の店舗や施設で心のこもったおもてなしを受け、真夏の白夜のように感動的な自然現象を体験し、世界で最もきれいな空気を吸いこむことができます。
ルートの概要
  • スタート地点: サッラ
  • 総距離 250 km
  • 所要時間 5~7日間
  • 夏, 秋
  • 自動車: 5 時間
  • サイクリング: 15 時間

旅行のヒント

ヘルシンキから快適な夜行列車でケミヤルヴィ(Kemijärvi)へ。車内に自転車を持ち込めるサービスを利用し、サッラ(Salla)方面に向けてサイクリングの旅を始めます。ケミヤルヴィからサッラのスキーリゾートまでバスを利用すると、サイクリングの距離は短くなります。帰路に公共交通手段を利用する場合、シュオテ(Syöte)からオウル(Oulu)までバスで移動するのが便利です。または自家用車の利用をおすすめします。 

注目スポット

サッラ国立公園の風景を眺める人。 - Harri Tarvainen
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辺境の大地サッラ

旅の出発点は「辺境の大地」サッラ(Salla)。豊かな生態系に恵まれた地域です。サッラは自然の静寂に包まれており、素晴らしい自然環境を中心とした観光を通じて心身を癒すことができます。サッラ国立公園ではガイド付きe-サイクリングツアーなど、ほかにはない山紫水明の自然環境に没入し、思い出に残る体験をすることをおすすめします。
オウランカ国立公園を流れる迫力のある急流。 - Julia Kivelä
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オウランカ国立公園にあるクマのトレイルを歩く

サッラからオウランカ(Oulanka)国立公園へ。ここはフィンランド語で「カルフンキエロス」(クマのトレイル)と呼ばれるフィンランド有数の人気ハイキングスポットです。カルフンキエロス(Karhunkierros) ビジターセンターなどの観光名所を訪れると、公園にさしかかる北極圏を体験することができます。
ルカでのトナカイ ヨガのセッション。 - Riku Niemi
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ルカの美食とアウトドアを楽しむ

素晴らしい大自然、澄みきった川、ダウンヒルサイクリング、トナカイ牧場の見学、ハイキング、カヤック、ラフティングなどアウトドア体験を心ゆくまで楽しめるリゾート地、ルカ(Ruka)。季節を問わず賑わっています。また、ほとんどのレストランで地元産の新鮮な食材を使った料理を堪能できます。野草やジビエ好きにとっては注目のスポットです。
ポシオにある静かな池の空撮写真。 - Harri Tarvainen
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ポシオ:フィンランド初のサステナブルな旅行先

次は、2020年にサステナブル・トラベル・フィンランドの認証を取得したポシオ(Posio)です。ここはチェーンホテルやレストランとは無縁の町で、家族経営の小規模なビジネスの天国です。ポシオでは、さまざまな現地ツアー、アクティビティ、宿泊施設、食事処を利用することができます。
シュオテ国立公園で喜びを噛みしめるサイクリスト。 - Eeva Mäkinen
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シュオテ国立公園の穏やかな大自然

旅の終着点はシュオテ(Syöte)。野生の森に覆われた丘で有名な国立公園は、一年を通してアウトドア体験を楽しむことができる理想のスポットです。夏には、ハイキングやマウンテンバイクで美しい湖や渓谷、丘陵地帯を散策することができます。大自然の醍醐味を味わう旅の締めくくりにはぴったりです。

食事スポット

さらに閲覧
野草やジビエの愛好家にとっては注目のスポットです。ほとんどのレストランが地元産の新鮮な食材を使った料理を提供しています。
Kuusamo

ポヒョランピルッティ&キエヴァリでのカントリーサイドワイルドフードディナー

宿泊場所

自然の営みに感謝しながら、地域に根差した伝統を受け継ぐ個性豊かな家族経営のホテルで、心からくつろぐことができます。

おすすめのアクティビティ

お好きなアクティビティを通じて北極圏の大自然を満喫しましょう。