フィンランドで2番目に古い都市であるPorvoo/ポルヴォーは、オールド・ウッド・タウン、魅力的なカフェやブティック、川沿いに並ぶ赤茶色の倉庫があることで知られています。丸石を敷き詰めた通りに沿ってお人形の家のような家があり、素敵なレストラン、手工芸品・家庭用品の店、画廊が軒を連ねています。Taide Tehdas/アートファクトリーは、アーティストのための展示会、コンサート、作業スペースを備えた新しい文化センターです。
上質なレストランが軒を連ねるポルヴォーは、グルメ好きにとっては天国です。人気あるレストランの1つとして、イタリアの味と地元の食材を組み合わせる Sicapelle/シカペッレがあります。Bistro Sinne/ビストロ・シンネでは芸術的な雰囲気の中で地元の料理を味わうことができます。Little Chocolate Factory/リトル・チョコレートファクトリーでは、ホットココアとハンドメイドチョコレートを食べながら、ゆっくりすることができます。エレガントなブティックホテル Runo/ルーノでは宿泊はもちろん、フィンランド風のひねりを加えたブランチ(フォレジングで採集したキノコ類や野菜のピクルスをオーブンで焼いたパンのなどと組み合わせたものなど)に立ち寄ることもできます。宿泊には、Hotel Pariisin Ville/ホテル・パリジン・ヴィル や Boutique Hotel Onni/ブティックホテル・オンニ もおすすめです。
ポルヴォーの狭い通りにはアンティークグッズやヴィンテージグッズが好きな人には絶好のショッピングスポットです。アンティークハウス には、古いカトラリー、磁器、ガラス製品、ジュエリーなどの素晴らしいコレクションがあります。
冬のポルヴォーも魅力的ですが、夏に旅行をする場合は、古きよき時代のように、1912年に建設されたM/S J. L. Runeberg/ユーハン・ルードヴィーグ・ルーネベリ号 という船で行くことをおすすめします。1900年代初頭の旅行者のように、美しいフィンランドの群島を通って目的地に向かって航行する贅沢なスタイルをお楽しみください。夏のポルヴォーでは、アートの展覧会や展示会、ミュージックフェスティバル、蚤の市、コンサート、川岸の催しであふれます。
National Urban Park/国立都市公園は文化と自然の両方で見どころがあります。公園は、オールド・ウッド・タウンのほか、森林保護地区、自然遊歩道、市立公園、展望台、国際的に重要な野鳥保護区域を含み、川に沿って南へと 10km ほど続きます。
ポルヴォーに行くには、ヘルシンキからバスが利用できます(所要時間 45分)。バス会社については、Perille.fiで調べられます。シティバイクのレンタルについては、KaaKau Citybikesを参照してください。