夏にラップランドで絶対訪れてみたい場所

ラップランドの夏は神秘的です。数ヶ月の間、この地域全体が真夜中の太陽の元で金色の素晴らしい光を浴びます。そんな特別な季節は、大自然の中でのアドベンチャーに出かけてみたくなるものです。また、ラップランドには訪れてみるべき自然の見どころがたくさんあります。国立公園でも、滝でも、渓谷でも、北極圏サーモンでも、大自然の驚異がさらに壮大でより印象的に感じられます。

ラップランドでの思い出に残る夏休みの計画に役立つように、この地域でもっとも風光明媚な場所を集めてみました。
 

ラップランドにはフィンランドで最大の国立公園のいくつかがあります。Ruka-Kuusamo（ルカ・クーサモ）を訪れるなら、Oulanka（オウランカ）国立公園の素晴らしいトレイルKarhunkierros（カルフンキエロス）をお見逃しなく。風光明媚なコースは起伏に富んだ場所を通り、フィンランドでもっとも驚異的な滝のいくつかを吊り橋から見ることができます。

Pallas-Yllästunturi（パッラス・ユッラストゥントゥリ）国立公園では、この地域の壮大な土地や丘を探索しながら世界で一番きれいな空気を吸い込むことができます。また、Lemmenjoki（レンメンヨキ）国立公園で先住民であるサーミの故郷の素晴らしい川岸をハイキングして、この地域独特の金掬いの歴史に実地体験を通して親しんでみましょう。本格的に大自然の中に足を踏み入れたいと思っているなら、フィンランドで一番人気のある国立公園の一つ、ラップランド東部にあるUrho Kekkonen（ウルホ・ケッコネン）国立公園に行ってみましょう。

知っておくと便利：風と広々とした空間があるため、丘にはほとんど蚊がいません。

Kilpisjärvi（キルピスヤルヴィ）のフィンランド最北点にはなんとも素晴らしい見どころがあります。その一つがフィンランドで最も高い場所、1,324メートルのHalti（ハルティ）の丘です。象徴的なサーナの丘は、地形的にフィンランド側に広がる唯一のスカンジナビア山脈で、この地域で人気のハイキング先です。スウェーデンとノルウェーとフィンランドの国境が交わる3国の国境点も魅力的な場所です。

もっとチャレンジしてみたいなら? Inari（イナリ）とUtsjoki（ウツヨキ）の間、ラップランドの北にあるフィンランド最大の渓谷Kevo（ケヴォ）に向かいましょう。Kevo（ケヴォ）にある標識のついた2つのトレイルは、その地形によりとても難しい場所ですが、起伏に富んで素晴らしい渓谷や滝の眺めは努力に値するものです。

イナリの街には何百もの湖がありますが、地元の人たちが『湖（The Lake）』と呼ぶものは一つだけです。実に3,318もの島のある北の迷路Inari（イナリ）湖は、サーミの地最大の湖であるだけでなく、文化的重要性においても非常に大きなものです。フィンランドで最も聖なる地の一つがInari （イナリ）村に近いUkonsaari（ウコンサーリ）島です。島周辺のクルーズでサーミの文化にもっと親しんで、神秘的な真夜中の太陽の下で湖の静寂の美を感じながら心を休めましょう。

Inari（イナリ）湖は、ブラウントラウトで有名な人気の釣り場でもあります。Inari（イナリ）湖での釣りについてもっと詳しくは、eraluvat.fiをご覧ください。

釣りが好きなら、伝説のTeno（テノ）川のことはおそらくすでにご存知かもしれません。フィンランドの北端を流れる象徴的な川は、サーモンの釣れるヨーロッパ最高の川だと言われています。運にもよりますが、20kg超の北極圏サーモンが釣れることもあります。事前に釣りの許可証を必ず取得しておきましょう。

 お役立ち情報: フィンランドとノルウェーが共有する一続きの川は、シングルライセンス地域となっていて、釣りの許可証はフィンランド側でもノルウェー側でも購入できます。詳細はtenonkalaluvat.fiでお読みください。 

Pyhä-Luosto（ピュハ・ルオスト）国立公園の真ん中には、魅力的な場所、世界でも珍しく入場できる宝石採掘所、Lampivaara（ランピヴァーラ）アメジスト採掘場があります。サステナブルな見どころでは自分のラッキーアメジストを掘って持ち帰ったり、採掘場の魅力的な地質と歴史に親しんだりすることができます。

Rovaniemi（ロヴァニエミ）地域を訪れるなら? 大自然に囲まれたフィンランドでもっとも素晴らしい滝の一つAuttiköngäs（アウッティコンガス）をお見逃しなく。Rovaniemi（ロヴァニエミ）から東に車でわずか1時間、Auttiköngäs（アウッティコンガス）は、日帰り旅にも最高です。