フィンランドでハイキングをする場合、道中ではいくつか休憩できる場所があります:
休憩エリア:手入れの行き届いた多くのハイキングトレイルには、ベンチやシェルター、ピクニック用テーブルの備わった指定休憩エリアがあります。こうしたエリアは、一休みしたり、軽食を楽しんだり、景色を眺めるのに絶好の場所です。
小屋やシェルター:フィンランドは、バックカントリー・ヒュッテ(荒野にある小屋)や差掛け型シェルター("laavu")がいたるところにあることで知られています。自由に利用できる小屋の中で最も一般的なのがオープンなバックカントリー・ヒュッテです。この小屋は一泊できるように作られています。そのほか、オープンな小屋では、日帰り旅行用の小屋があり、これは日中使用することだけを想定して作られています。それからオープンな芝小屋やキャンプファイヤー小屋で、日中に休憩するのに適切な場所を提供しています。また、料金を払って予約できるバックカントリー・ヒュッテもあります。
訪問者センター:多くの国立公園とハイキングエリアには、訪問者センターがあり、休憩したり、トレイルについての詳しい情報を集めたり、ハイカー仲間と情報交換できる場所があります。カフェやレストランが入っているところも多くあります。
必要な装備:軽量のポータブルなキャンピングチェア、ハンモック、またはマットをバックパックに入れておきましょう。そうすれば、素敵な風景の場所が見つかったら、すぐに休憩場所が作れます。長距離のハイキングの場合はテントがおすすめです。天候が変わって、雨が降り出したら、どこにいてもテントを出して雨をしのぐことができます。
常に「自然享受権」を守ることを忘れずに、自然環境を尊重、来た時の状態で休憩エリアを後にする「リーブノートレイス」原則を守ることを忘れないでください。