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フィンランド最高のスキーリゾート10

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フィンランド、ラップランドのスノーボーダー。

クレジット: Olli Oilinki

フィンランドがスキー旅行に最高な理由は?

フィンランドでは最高のスキーリゾートで思う存分スキーができます。オーロラハンティングからトナカイぞりやスノーシューまで、様々な冬のアクティビティも楽しめます。アクティブに過ごした1日の終わりにはサウナでのんびりするのが最高です。

フィンランド、とりわけラップランドのスキーシーズンは長く、雪も必ずあります。ゲレンデは11月から4月までオープンしています。フィンランドには山がありませんが、丘原や長い丘があって家族連れや初心者にも最高です。より経験豊富なスキーヤーやスリルを求める人には難易度の高いオフピステやパークがあります。

フィンランド最大でもっとも人気のあるスキーリゾートをご紹介します。ページの最後にスキーリゾートを掲載した地図もあります。

ラップランドのオーロラシーズンは8月に始まり、春まで続きます。
クレジット: Harri Tarvainen

1.Ylläs(ユッラス)

ユッラスは最長のコースのあるフィンランド最大のスキーリゾートです。ユッラスは2つの村の間にあり、1日で両方の村を訪れることができます。リゾートはクロスカントリーもできるPallas-Yllästunturi (パッラス・ユッラストゥントゥリ)国立公園のすぐ隣にあります。この地域には合わせて500kmにも及ぶスキートレイルがありますが、十分な経験のあるスキーヤーにはトレックスキーをおすすめします!なんともユニークなものを探し求めているならLapland Hotels SnowVillage(ラップランド・ホテルズ・スノーヴィレッジ)に行ってみましょう。雪と氷で造られたホテルに泊まってみるのもよいでしょう。最寄りの空港Kittilä(キッティラ)からユッラスまでは車で45分ほどです。より環境に優しい選択をしたいなら、VRの夜行列車でロヴァニエミまで行って、そこから車で移動しましょう。(できれば電気自動車やハイブリッドカーで。)ロヴァニエミからは約2時間半の移動になります。 

ユッラススキーリゾートには3kmというフィンランド最長のコースがあります。
ゴンドラリフトからは北極圏の風景が楽しめます。
Lainio(ライニオ)にあるLapland Hotels SnowVillage(ラップランド・ホテルズ・スノーヴィレッジ)はユッラス周辺で必見の場所です。
クレジット: Lainio Snow Village

2.Levi(レヴィ)

レヴィは国内からの旅行者にも国外からの旅行者にもフィンランドで最も人気あるスキーリゾートの一つです。キッティラ空港から近く、1年中広範囲に及ぶアクティビティを提供しています。初心者でも上級者でも、44のコースから自分に合ったものが見つかります。冬には、ハスキーぞりや氷上でのゴーカートがおすすめです。活気あるスキーヴィレッジには素晴らしいレストランやバーがあり、レヴィはアフタースキーが盛んな場所としても知られています。ガラス張りのコテージからログキャビンまで、この地域は独特の宿泊施設がたくさんあることでも知られています。夏にレヴィを訪れるなら、眺めが楽しめるキャビンリフトに乗って丘の頂上まで行って、フィンランドでもっとも写真に撮られたことの多い風景のいくつかを自分の目で確かめてみましょう。

レヴィには初心者向けのブルーコース、中級者向けのレッドコース、上級者向けのブラックコースがたくさんあります。
レヴィのスキーヴィレッジはアフタースキーに人気の場所です。
クレジット: Juha Laine

3.Ruka(ルカ)

北東部のクーサモに近いルカはフィンランドでもっとも有名なスキーリゾートの一つです。多様な39のコースと様々なクロスカントリースキーのトレイルのほかにも、リゾートでは様々なイベントや活気あるスキーヴィレッジが楽しめます。冬のピークシーズンにルカを訪れるなら、光のフェスティバル、レールジャム、スキー競技などのイベントカレンダーを確認してみましょう。最高に象徴的な(そしてインスタ映えする!)冬の写真を撮りたい人は、ルカから西へ1時間の場所にあるRiisitunturi(リーシトゥントゥリ)国立公園に向かいましょう。冬以外の季節でも楽しめることがあります。スリルがあるにもかかわらず安全でガイドのついたクマ観察ツアーはいかがでしょうか? もっとスピードのあるものがお好みならルカ・サマー・スレッド・トラックで、途中の素晴らしい眺めを楽しみましょう。

スピードが必要? ルカでは冬のスキーに夏のマウンテンバイクなど、1年中様々なことが楽しめます。
クレジット : Flatlight Films
ルカ・スキー・リゾートはたいていウィンターシーズンの200日以上営業しています。
クレジット: Harri Lindfors

4.Pyhä(ピュハ)

中央ラップランドにあるピュハ・スキーリゾートはロヴァニエミから車で2時間の場所にあり、静かなPyhä-Luosto(ピュハ・ルオスト)国立公園に隣接しています。ピュアではどんな年齢の人でもどんなスタイルが好みでも楽しいことが必ず見つかります。フリーライドのスキーヤーは、何年にもわたりワールドカップのスキー競技が行われてきた伝説のHuttu-Ukko(フットゥ・ウッコ)のコースに向かいましょう。子供連れなら? ファミリー・アドベンチャー・エリアから始めるとよいでしょう。ディスクゴルフから乗馬まで、さらにたくさんのアクティビティが用意されています。自分だけの幸運のアメジストを掘り出すのはいかがでしょうか? サステナブルなLampivaara(ランピヴァーラ)アメジスト採掘場のガイド付きツアーを予約してまさに特別な体験をしてみましょう。音楽が好きなら、ピュハの自然に囲まれた場所で毎夏開催されるセミアコースティックのミュージックイベントPyhä Unplugged(ピュハ・アンプラグド)を楽しみましょう。

ピュハ・スキーリゾートには19のコースと9台のリフトがあります。
クレジット : Jani Kärppä
アメジスト採掘場は訪れるべきユニークな場所です。

5.Salla(サッラ)

さらは、自らを辺ぴな所と誇りを持って言っていますが、実際東部ラップランドにあるこのリゾートは公共交通機関を含めてほとんどすべての交通手段でアクセスできます。絵に描いたように美しい雪に覆われた森でのダウンヒルスキーやスノーボード、サッラオウランカの国立公園のトレイルで冬のサイクリングやスノーシューを体験しましょう。美しくありのままの北極圏の自然は、どこからも遠く離れたこの地を訪れるのに十分な理由です。Oulanka(オウランカ)国立公園の82kmにも及ぶ伝説のKarhunkierros(カルフンキエロス)は、フィンランドでもっとも人気のあるハイキングコースで、Tuntsa(トゥンツァの荒野地域はヨーロッパでも最高のハイキング先です。  

サッラでやすらぎと静寂を見つけましょう。
クレジット: Eeva Mäkinen

6.Saariselkä(サーリセルカ)

ヨーロッパ最北のスキーリゾートサーリセルカはクロスカントリースキーを楽しむ人にとってパラダイスのような場所ですが、ほかにもたくさんのアクティビティが楽しめます。Kaunispää(カウニスパー)の丘の頂上から、 フィンランド最長1.8kmのトボガンに挑戦してみませんか? 北極海の荒野を巡るサファリに興味があるなら、移動手段を決めることから始めましょう。トナカイ、ハスキー犬、スノーモービルなどの選択肢を検討していると、自分がラップランドの中心にいるということが分かります。もっと静かなアクティビティがお好みなら、オーロラハンティングやアイスフィッシングがあります。自然愛好家は、1年中いつでもUrho Kekkonen(ウルホ・ケッコネン)国立公園の素晴らしい丘の風景を探索できます。 

Inari-Saariselkä (イナリ・サーリセルカ)地域ではラップランドの独特の丘の自然が楽しめます。
サーリセルカには、フィンランド最長のトボガンのコースもあります。
クレジット: Rob Smith

7.Syöte(シュオテ)

フィンランドでもっとも南に位置する丘がある場所シュオテは、Oulu(オウル)、Kuusamo(クーサモ)、Rovaniemi(ロヴァニエミ)、Kemi(ケミ)の4つの空港の真ん中という便利な場所にあります。電車やバス、車でもアクセスできます。17のコースがあるスキーリゾートIso-Syöte (イソ・シュオテ)では、誰もがそれぞれに楽しめるものが見つかります。この地域はクロスカントリー、サイクリング、スノーシューなどがアクティブに楽しめるなんとも美しいシュオテ国立公園に囲まれています。北フィンランドの多くの場所と同様、シュオテにも特別な宿泊施設があります。ガラスのキャビンにぜひ宿泊してみましょう!

8.Vuokatti(ヴオカッティ)

人気のファミリー向けスキーリゾート、ヴオカッティはフィンランドの北東部にある美しいKainuu(カイヌー)地方の真ん中にあります。13の多彩なスロープと整備の行き届いたスキーコースに加え、ヴオカッティには世界初のスキートンネルがあり、1年中昔ながらのスキーもフリースタイルスキーも楽しめます。オリンピック選手がトレーニングをしているのを見かけることもあるかもしれません。ハイキングコースやパドリングのルートもあり、自然愛好家にとっては夏も素晴らしい場所です。子供たちや気持ちは若い人たちには、エスケープ・ルームやVRルーム、レーザータグゲームなどその他の楽しいアクティビティもあります。Holiday Club Katinkulta Spa(ホリデー・クラブ・カティンクルタ・スパ では1年中リラクゼーションを提供しています。

ヴオカッティには、世界初のスキートンネルがあり、1年中営業しています。屋内の自然の雪で造られた1.2キロメートルのコースに挑戦してみましょう。
クレジット : Julia Kivelä
北部湖水地方にあるヴオカッティのゲレンデは、凍った湖の素晴らしい風景を見下ろす場所にあります。

9.Tahko(タフコ)

タフコ スキーリゾートは、フィンランド東部、ヘルシンキから車で5時間の場所にあります。タフコのゲレンデはフィンランド東部最大で、リゾートでは広範囲にわたるユニークなアクティビティが楽しめます。タフコは活気あるアプレスキーで有名です。1日中スノースポーツを楽しんだ後は、Pehkukbar(ペフクバー)で楽しい時間を過ごしましょう。(フィンランド人もそうしています!)夏には、リゾートで18ホールのゴルフコースでプレーしたり、階段で眺めのよい場所に行ったりすることができます。フィンランド最長の屋外の階段を上ってタフコの頂上までハイキングしましょう。あるいは、Mäkiautio(マキアウティオ)渓谷に行って、素晴らしいパノラマの風景を楽しみましょう。地元の人からのヒント:タフコに行く途中でクオピオに立ち寄って、フィンランドで一番有名なご当地グルメ、カラクッコを味わいましょう。

クレジット: Kuopio-Tahko Markkinointi

10.Himos(ヒモス)

ヘルシンキに近い(車で3時間)という便利な場所にあるヒモスは、フィンランド南部で一番人気のあるスキーリゾートの一つです。初心者も上級者もヒモスの26のスロープと100kmの整備の行き届いたスキートラックで楽しい時間が過ごせます。スキーに興味がなくても、犬ぞりや自然に張った氷の上でのスケートなど、たくさんのウィンターアクティビティがあります!近隣のサウナヴィレッジではサウナの歴史を学び本格的なスモークサウナを体験することができます。

ヒモス・スキーリゾートは、Jyväskylä(ユヴァスキュラ)から南へ45分の湖水地方の街Jämsä(ヤムサ)にあります。
ジャンプからレールまでスキーの技を練習する機会もたくさんあります。

スキーリゾートでサステナブルなアクティビティ

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