レナ・サルミ
レナ・サルミは平均的な70歳の人とはかけ離れています。彼女はスケートボードでヘルシンキの街を駆け抜け、チュチュスカートを揺らし、重力に逆らうようにツイストとターンをやってのけます。元水泳選手でスポーツジャーナリストである彼女は、高齢にもかかわらず、街の屋外スイミングプールやバルト海に出かけて、年間を通じて少なくとも週に5回は朝の水泳をしています。
レナにとって幸福とは、自分自身であること、ありのままでいることの自由を意味します。彼女は街中を遊び場にして、人目を気にせずにスケートボードで通りを走り抜け、仲間のスケートボーダーたちとハイタッチをして挨拶をかわします。彼女にとってスケートボードは情熱であり、ヘルシンキは完璧な環境を提供します。60歳頃にスケートボードを始めて以来、あらゆる年齢の仲間のスケーターで構成されるコミュニティが彼女を温かくに迎え入れてくれました。
彼女にとってスケートボードの一番の魅力は、多様なバックグラウンドを持つ人々とつながれることです。レナは若者と高齢者の両方にスケートボードのしかたを教える機会を時折設けています。彼女は、自分と同じように、楽しんで人生を謳歌することを皆に奨励しています。