デザインと日常

デザインを活用して毎日を楽しく with Taina Snellman-Langenskiöld

レッスン4

レッスン4では、毎日手を使って何かをすることがどれほど幸せへのアプローチを広げてくれるのかを強調しながら、サステナブルなデザインと手作りについて学びます。自分の周りの環境がどれほど刺激を与えてくれるのかが理解できます。自然と調和を取りながら共存する都会の生活は理想郷ではありません。フィンランドデザインの哲学を掘り下げて、最新のイノベーションと伝統技術を学ぶことでそんな生活が実現可能だということが分かるようになります。

このレッスンで学ぶこと

Tainaと一緒に、フィンランドデザインとそれを日常生活に取り入れることについて見ていきましょう。このレッスンでは自然がインスピレーションの中心です。Tainaはサステナビリティと責任あるデザインを強調しています。社会問題に対応したサステナブルな開発とデザインの利用方法を教えてくれます。このレッスンではフィンランドデザインからヒントを得たもの作りに取り組みます。

フィンランドデザインをどのように日常生活に取り入れることができるのか

     

サステナビリティと責任あるデザインの基本

    

手作りの技術と概念

    

手作りは私たちの行動に影響を与えるということをタイナから学びました。それは、少しゆっくりものごとを考えるようにして、今という時間に集中するのに役立ちました。

– Romain, フランス

コーチ Taina Snellman-Langenskiöld

Tainaは過去20年間にわたり、デザインとファッションの業界でマーケティングと企業の社会的責任に関する広範囲にわたる仕事に従事してきたデザインのプロです。Tainaはフィンランド企業Tikauの創業者としてもっともよく知られています。Tikauは2008年に創業以来、責任あるデザイン思考の先駆者であり続けています。Tikauの哲学の中心にあるのは、サステナブルで美しいデザインと製品を通して社会的課題に取り組む枠組みを提供する『Design Helps!』というものです。昨年Tikauは、国産のウールから作られたÜlleコレクションを発表しました。このコレクションは、質の高い国産のウールを使うだけでなく、国内の手工業者や製造業者をサポートするためのものです。

Tainaはより、国内外で広範囲にわたりこの主題に関する講演を行い、一層責任のある役立つデザインに関する展示会やコンテンツを監督してきました。Tainaはまた、この夏オープン予定の自然と人々のウェルビーイングに焦点を当てたホテル兼イベントスペースBillnäs Gårdのクリエイティブダイレクターでもあります。

彼女は昔の家、動物、田舎での生活が大好きで、暇ができたときには動物と時間を過ごしたり、ガーデニングやインテリアデザインのプロジェクトをしたりしています。Tainaは自然であろうと、デザイン、アート、建物であろうと美しさからインスピレーションを感じ取っています。
 

レッスンを見る デザインを通して日々の喜びを見つける

     

タスク

テキスタイルを選ぶ:家にある古くなったラグやカーペット、着古したセーター、シミのついたテーブルクロスなど、デザインし直したり修繕したりしたいものを選びましょう。

どんなデザインにするか考える:選んだ物をどんなふうにデザインし直すかを考えてみましょう。破けていて繕う必要がありますか?可能性を考えてみましょう。ポンポンや当て布、ボタン、刺繍などで穴をふさぐことができますか?新しい素敵なデザインが生まれるように創造性を発揮しましょう。

再生と修繕:プロセスを始めましょう。穴や破けた場所があれば、裁縫セットを使って繕いましょう。丁寧に縫って生地を修繕しましょう。デザインを考えて、お好みで装飾を加えましょう。

用途を変更したり、考え直したり:かおうと思っていた物を考え直してみましょう。すでに持っているもののデザインを変えたり、修繕したりして利用できませんか?臨機応変に環境にやさしい方法を考えましょう。

完成したら振り返る:プロジェクトが終わったら、時間をとって、以下のことを考えてみましょう。

デザインし直したり、修繕したりする過程でどんなことを感じましたか?

このプロジェクトでどんなことを学びましたか?'

新しいスキルや創造的なアイデアを見つけましたか?

完成したものを見てどんなことを感じますか?以前と比べてどうですか?

この調子でいきましょう。すべてのレッスン完了までもう少しです!幸せへのアプローチを学ぶ最終レッスンを始めましょう。